Yngwie J. Malmsteen's Rising Force。場所は渋谷公会堂。あいかわらず駅から遠い。そんなことはまあいい。

客電が落ちた瞬間にギターだけが響き渡る。そしてものすごいスモークで1階席の前半分が見えない。そんな中ライブはスタート。マーク・ボールズはアルバムより更にハイトーンがさえまくり、インギーはライブだけのタッピングを披露。そして、中盤にはなんとセカンドドラマーとしてイングヴェイ登場。しかし、思いっきりドラマーのジョーにあおられまくり。多分他の人間にあおられるのなんてここだけだろう。

更に驚く事にギターソロでは「荒城の月」が披露される。もちろんインギーアレンジ。一体誰が教えたんだ。そうこうするうちに今度はマーク・ボールズがオペラを歌い始めた。本当にものすごいヴォーカリストだ。曲名はわからないけど2流や1流半のオペラ歌手なんかふっ飛んでしまう。マークの格好もすごくて、エナメルのパンツにきらきらのシャツ。外人番美川憲一みたい。インギーはいつも通りに黒一色。それにしても甲高いフロント二人を相手にリズム隊は相当大変であろう。しかし、Alchemyからの曲はマッツが本当に目立たない。昔の曲になった途端に目立つ事目立つ事。きっとフラストレーションたまっていたのだろう。もう弾きまくり。

アンコールでは得意の「ちょっと、待ってくださーい」の後一気にライアーまで。テンションの高いまま終了。Rising Forceの名前が入っている時は本当にギターライブになるなぁ。